
アットノンは非ステロイド系の軟膏で、傷跡や火傷跡の奥の硬くなった皮膚組織に効果があり、皮膚再生を促す作用の傷跡改善薬です。
主な成分は、多くの成分中でも体内に存在する物質のヘパリンと似たような働きをしてくれる「ヘパリン類似物質」を0.3%含んでいます。
ヘパリン類似物質の効果は、肌の炎症を抑える抗炎症作用・水分保持の保湿作用・肌の血行をよくして新陳代謝を活性化させる作用などがあります。
1~2年経過した傷跡にも効果があるといわれており、その効果からニキビ跡にも期待できるとネットなどで噂されています。
本当にニキビ跡に期待できるのか、また使用に関しての注意点なども交えて紹介します。
アットノンはニキビ跡にも使える?
アットノンは体のニキビ跡(胸や背中)に使用しても効果があるとされますが、薬説明文書には「顔への使用は控えるように」と記載されています。
ですがヘパリン類似物質には、抗炎症作用や血行を促進することから皮膚の新陳代謝をよくするため、ニキビ跡の改善効果を期待し、個人の判断の元で顔のニキビ跡やシミにも使用している人はいるようです。
あくまで個人の判断に基づいての行為のため、肌への刺激が心配であったり、根本的に肌に合わないことも考えられるので、その点を頭に入れた上で使用を考えるようにしましょう。
またアットノンには使用目的によって、4つのタイプがあります。
- クリーム:ベタつきがなく肌に優しい、子供にも使用可能
- コンシーラー:傷跡を治しながら、肌色クリームで隠せる
- ローション:虫刺されなどで掻いた傷跡に、広範囲にサッと塗りやすい
- ジェル:体のどの部分にも使いやすく、サラッとした使用感
どのタイプも効能は変わらず、傷跡を目立たなくさせることが主な効果です。
ニキビに使用した時の効果
ニキビ跡やニキビに使用したときは、どのような改善が期待できるのでしょうか。
効果についてと使用時に注意する点をまとめていますので、確認してみましょう。
- ニキビ跡は、1ヶ月ほどで皮膚の改善がみられます
- 赤ニキビに2週間ほど使用を続けて効果が見られない場合は、中止してください
- 背中や胸などの体のニキビ跡は、入浴後に1日に1回塗るようにしてください
- ニキビ跡にはアットノンの塗布後、日焼け止めも塗り紫外線から色素沈着を予防
また背中や胸など体のニキビについては、このような記事も紹介しています。
アットノンが効果を発揮する傷跡

アットノンは本来、傷跡の改善を目的として開発された商品です。
どういった傷跡に効果を期待できるのかを確認してみましょう。
- 赤茶色や赤黒く盛り上がった傷跡
- 虫刺されにより掻いてできた傷跡
- 打撲後の腫れや傷跡
- 打撲からできた傷跡
- 靴ずれや擦り傷
- ひび割れやしもやけ
- 角化症(肘やかかとの荒れ)
アットノンの使用を控える傷跡
傷跡でも効果に期待できない、また使用できないケースを紹介します。
- 時間が経ちすぎて肌が脱色した傷跡
- 傷が完全に治っていない、ジュクジュクと乾いていない傷
- カサブタの状態
- 顔面の傷跡
こういった場合には使用しない、または傷跡が完治してから使用をしましょう。
アットノンの副作用
アットノンの使用や用法を守った上で、5~6日使用しても効果が見られない場合や、皮膚の発疹やかゆみや腫れの症状が出た場合は、ただちに使用を中止して医療機関にかかってください。
先述でも顔への使用は原則控えるようにと記載していますが、目の周りや目など粘膜(鼻腔・口腔・膣)は特に使用しないでください。
デリケートな部位になるので、守るようにしましょう。
また血友病・紫斑病など、出血性血液疾患の人も使用は控えてください。
副作用がでたり、現在の症状悪化につながる可能性もあります。
まとめ
アットノンでニキビ跡への効果も期待できないわけではありませんが、あくまで傷跡への効果を目的として開発されていること、また顔への使用は控えたほうがいいことから、ニキビ跡には専用のスキンケアでアプローチすることがオススメです。
ニキビ跡に効果があるスキンケアのランキングを紹介しますので、自分にピッタリのものを探してみてはいかがでしょうか。


