フシジンレオ軟膏は、化膿性皮膚炎やとびひ、火傷などの皮膚のトラブルに幅広く対応します。
健康的な肌に導く効果のある軟膏と言われていますが、ニキビにも効果はあるのでしょうか。
フシジンレオ軟膏とニキビについて、紹介してきます。
目次
フシジンレオ軟膏は医薬品
フシジンレオ軟膏は、抗生物質が含まれた医薬品扱いになります。
白い半透明状の軟膏で、塗っても目立ちにくく、使いやすいでしょう。
化膿を伴った、膿んでいるタイプのニキビに高い効果を発揮しますが、即効性には期待できず、徐々にニキビを改善していきます。
また殺菌力が非常に高く、アクネ菌が増殖して炎症を酷くなった赤ニキビにもよく効きます。
フシジンレオ軟膏に含まれる成分
フシジンレオ軟膏がニキビに有効とされる成分について、掘り下げて紹介していきます。
オリジナル成分のフシジン酸ナトリウム
フシジン酸ナトリウムと呼ばれる抗生物質が含まれており、これがニキビケアに効果があるといわれています。
これはフシジンレオ軟膏独自の有効成分で、他の医薬品にはないオリジナル成分となります。
お肌に浸透することで、アクネ菌や黄色ブドウ球菌、マラセチア菌などの、ニキビの原因となる菌を殺菌する作用です。
また細菌がタンパク質と合成するのを防ぎ、ニキビを改善していくでしょう。
菌の異常増殖がなくなることで、白ニキビを始め、赤ニキビや黒ニキビの改善も見込めます。
ニキビ跡などの肌トラブルにも効果あり
ニキビだけでなく、ニキビ跡の症状改善にも役立つ効果も期待できます。
フシジンレオ軟膏は、スキンケアと合わせて活用することで、肌の免疫力をアップしつつ、ニキビケアができるのです。
長期的な使用は効果が弱くなる
フシジンレオ軟膏は抗生物質が有効成分となりますので、日常的に使用していると、抗生物質に対して耐性菌ができてしまいます。
耐性菌ができると薬の効力は弱くなり、ニキビ改善効果は見込めないので、注意が必要です。
目安として2ヶ月以上は使わないように心がけ、症状が改善してきたら、使用を控えましょう。
まとめ
フシジンレオ軟膏は単体で使うより、スキンケアと合わせて使うことで、相乗効果がアップする優れたニキビケアといえます。
またスキンケアもノーマルタイプのものより、ニキビケアタイプのものを使うことで、ニキビ対策の効果はグンと上がります。
ニキビ改善に評価の高いスキンケアを紹介しますので、ぜひ活用してくださいね。