頑固なニキビがミューズの使用で改善した!と噂になりましたが、効果はあるのでしょうか?
ドラッグストアなどで手軽に買えて、価格も求めやすいミューズでニキビが改善できるのなら、ぜひ取り入れてみたいものですよね。
本当にミューズがニキビケアとして効果はあるのか、またニキビに使用しても問題ないのかを確認してみましょう。
薬用石鹸ミューズとは
ミューズは日本初の薬用石鹸として誕生し、1953年からの販売で長い間、数多くの人に使用されています。
固形石鹸タイプ、液体ハンドソープタイプと大きく2種類にわかれてありますが、ここでは固形石鹸タイプを取り上げます。
価格は三個入りで約500円と、ニキビケアとして考えればリーズナブルといえるでしょう。
薬用石鹸ミューズでニキビが改善?
洗顔料といえば、洗顔フォームのほうが簡単で使いやすく、数多く販売されていることもあり、固形石鹸タイプの洗顔を使用することは少ないかもしれません。
また固形石鹸のイメージとして、使用後に肌がつっぱるとのマイナスな印象も考えられます。
ミューズにはトリクロカルバンが有効成分として配合、これは殺菌消毒作用に効果があります。
ニキビの原因ともなるアクネ菌も殺菌できるので、白ニキビ、赤ニキビ、黒ニキビ、背中ニキビにも効果が期待できます。
ですが、ニキビケアや顔の洗顔用として作られている商品ではないため、つっぱる使用感はやはり避けられないでしょう。
ニキビケアとしての副作用とは
かなり強い殺菌作用があるため、刺激は強いです。
そのため敏感肌の人が使用すると肌トラブルやピリピリとした刺激、発疹などを引き起こすかもしれません。
肌への違和感を少しでも感じるようであれば、すぐに使用は控えましょう。
強い殺菌力のためアクネ菌への効果は高いですが、正常な肌細胞にまで刺激を与えかねません。
敏感肌のニキビについては「敏感肌のニキビ対策はどんな方法がイイ?敏感肌でもしっかりできるニキビ対策」で紹介しています。
ミューズの成分
先述にように、殺菌作用の成分としてトリクロカルバンが配合されています。
その他にもエデト酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウムが配合されており、これらはアレルギー作用や肌の乾燥の原因ともなります。
また合成界面活性剤も配合されています。
この成分は水と油をくっつけ、肌表面の脂質を吸収し、角質や皮脂を落とすという界面作用が、強力に作用します。
肌の皮脂を落とすことはニキビケアでも大切なポイントですが、界面作用により角質や皮脂を根こそぎ洗い流すので、乾燥の原因になります。
本来皮脂は、肌表面を外敵から守るコーティングのような役目もあります。
洗顔の時には、余分な皮脂だけ洗い流すことが理想の洗顔。
必要な皮脂まで落としてしまうと肌の保護機能が低下し、外的刺激から敏感な肌にもなりがち、つまりニキビのできやすい肌にもなります。
肌荒れやニキビでお悩みならば、界面活性剤入りのものは避けるようにしましょう。
まとめ
ニキビに悩んでいれば、少しでも効くと聞けば試したくなるものでしょう。
それが身近にある手軽な物であれば、それは尚さらのことです。
ミューズは手軽に購入ができ、その高い殺菌力からニキビの原因となるアクネ菌の殺菌に期待できます。
ですが、その高い殺菌力からニキビ肌への負担を考えると、肌トラブルを起こすなどのリスクのほうが大きいといえます。
そのようなリスクをおかしてまで試すよりも、肌への負担の少なく、自分にあったスキンケアでニキビケアを行うほうが、ニキビ改善への近道につながります。
洗顔はニキビケアの中でも重要なスキンケアであり、洗顔料をニキビケア専用のものに変えるだけでも、劇的な改善を見込めるほどです。
そのためニキビケア専用の洗顔料で、自分にピッタリなものを見つけて使用してみましょう。
ニキビケア洗顔料で、特に人気でオススメのランキングを紹介しますので、ぜひ活用してみてくださいね。