湿疹や口唇ヘルペスなどのケアに有効と言われているのが、ゲンタマイシン硫酸塩軟膏です。
元々はエルタシン軟膏という名称でしたが、2017年1月からゲンタマイシン硫酸塩軟膏へと変更されました。
富士製薬工業株式会社が製造、また皮膚科で処方されるジェネリック医薬品のため、処方箋なしでは手に入らない、非常に強いタイプの薬です。
このゲンタマイシン硫酸塩軟膏は、ニキビにも効くと言われているのですが、本当に効果はあるのでしょうか。
ゲンタマイシン硫酸塩軟膏の成分
ゲンタマイシン硫酸塩軟膏には、ゲンタマイシン硫酸塩と呼ばれる有効成分が含まれています。
この成分には殺菌作用があるため、アクネ菌などのニキビの原因菌を殺菌することで、ニキビ改善に効果があると言われるのでしょう。
またゲンタマイシン硫酸塩の殺菌作用が強いことから、赤ニキビなどの炎症を起こしたニキビに有効といえますね。
ニキビへの効果は?
炎症した赤ニキビなどの場合は、1~2週間前後で改善すると言われています。
また化膿しているようなニキビだと、1ヶ月前後で効果があらわれるでしょう。
但し個人差もあるため、一概にこの期間で効果が見られるわけではありませんので、目安としてくださいね。
副作用の心配は?
強い薬のため、肌がデリケートな人が使用すると、肌荒れや痒み、発疹などの副作用が起こることもあります。
またニキビを治したいからと言って、肌に合っていないのに使用し続けると、症状が悪化することも考えられるので、十分に注意が必要です。
ニキビが治ったとしても、別の肌トラブルが生じてしまえば、本末転倒な結果といえますよね。
まとめ
ゲンタマイシン硫酸塩軟膏は、炎症しているニキビには一定の効果に期待ができるでしょう。
しかしニキビ予防として使用することは、期待できません。
ゲンタマイシン硫酸塩軟膏は、できてしまったニキビの治療としてのみ使用するのが最も効果的なニキビケアといえます。
そのため普段からニキビを作らせないケアとしては、ニキビ専用のスキンケアを使うことがオススメです。
ニキビ専用のスキンケアは、ニキビ改善や予防、また美白や高保湿など目的別にプラスアルファの効果を備えています。
キレイな素肌を目指すのであれば、ニキビ専用のスキンケアを使ってみるのが一番の近道ですよ!