ニキビができやすい肌質は「脂性肌」と言われる、脂っぽくテカテカした肌のイメージですよね。
しかし肌は乾燥しているのに、ニキビができることもあります。
それは加齢による、肌の老化が原因かもしれません。
今回は肌の老化とニキビについて、紹介していきます。
肌が老化するとニキビができる?
年齢を重ねるとエスラチンという成分が減り、それに伴い肌の保水力も徐々に減っていきます。
特に30代に突入した頃、エラスチンやコラーゲンはグンと減少する人が多いでしょう。
それに加えて肌のターン機能というものも減り、そうなると乾燥で硬くなった古い角質や皮脂が角栓化、そして毛穴に残ってしまいます。
そこにアクネ菌が増殖して、ニキビができるのです。
大人ニキビは保湿が大切!
こうした肌が乾燥してニキビが繰り返しできる症状は「大人ニキビ」である可能性が高いです。
こうした乾燥が原因の場合、オイリー肌向けの化粧品や、殺菌作用のあるスキンケアは避けてください。
乾燥気味のお肌に使用すると、オイルコントロール成分が肌の水分を低下させ、余計に調子を悪くさせます。
肌の老化を改善させるには?
肌が老化することで、ニキビ以外の肌トラブルにも悩むようになります。
それは「だるみによる老け顔」「毛穴の開き」「シミやシワが目立つようになる」など、どれも避けたいもの。
大人ニキビや肌トラブルを回避するためにも、肌老化を改善する取り組みを実践していきましょう。
ターンオーバーの促進を
肌のターンオーバーは、古い角質を剥がして新しい肌の生成を行うため、ニキビや肌老化にも効果的と言えます。
ターンオーバーは就寝してから活発に行われるため、まとまった睡眠時間の確保や、質の良い睡眠を心がけましょう。
紫外線対策を万全に
肌の老化は長年の積み重ねにより現れるもの、紫外線も例外ではありません。
そして紫外線対策は春夏や晴れている日だけでなく、年中通して曇りや雨の日も行う必要があります。
日焼け止めやUVカット効果のあるベースメイクはもちろん、帽子や日傘などで日射しをカットすることも行いましょう。
保湿は十分に行うこと
肌の老化の大敵である乾燥を徹底的にケアしなければ、進行を止められません。
大人ニキビの原因も乾燥は大きく関係しているので、保湿をしっかりすることはニキビの改善にも役立ちます。
またニキビ専用のスキンケアを使うことで、より効果的にケアすることもできますよ。
まとめ
肌の老化によるニキビは、年齢によるものだから仕方ないとあきらめてはいけません。
確かに年齢を重ねることは止められませんが、お手入れや意識次第で肌の老化は改善させることができます。
そのためには日々のお手入れを丁寧に行うことが大切です。
肌の老化に伴う大人ニキビとはお別れして、若々しい素肌を手に入れましょう。