セルフケアを頑張っているのにニキビが治らない場合、最終的な治療方法として、レーザー治療があげられます。

しかし、レーザー治療にかかる費用や治療期間、肌への負担などと不安な要素が尽きませんよね。

今回はニキビのレーザー治療の仕組みやメリット、デメリットなどについて紹介します。

なぜレーザーでニキビ治療できる?

一般的に皮膚のレーザー治療は、レーザーを照射することで皮膚へダメージを与え、強制的に皮膚細胞の代謝を促すことを狙いとし、治療目的や部位によっては様々な種類があります。

ニキビへのレーザー治療も同様で、肌の状態に合わせて治療法が使い分けられます。

他の治療法に比べると即効性があることや、1回の施術は20~30分程度と短時間で済むことがメリットといえるでしょう。

以下に紹介しているのは、ニキビ治療でよく用いられるレーザーです。

あくまでも一例のため、他の治療方法と併せて治療したり、クリニックによって呼び方が異なることもあります。

炭酸ガスレーザー

外科手術に用いるレーザーメスを使って、ニキビの表面に小さな穴を開け、中に詰まった皮脂や古い角質などを出す治療法です。

ニキビの治りが早くなること、またレーザーの熱によって皮脂腺にダメージを与える効果や殺菌効果にも期待できるため、ニキビの再発防止にもなるようです。

特に白ニキビ黒ニキビといった、初期段階のニキビに効果的とされています。

フラクショナルCO2レーザー(フラクセル)

レーザーを小さな点状に照射して皮膚に微小な穴を無数に開け、皮膚の再生を促す方法です。

炭酸ガスレーザーがニキビのみに穴を開けるのに対し、フラクショナルCO2レーザーは皮膚全体に小さな穴を開ける治療法となります。

ニキビの跡の皮膚の凹凸を改善する効果が特に高い治療法とされています。

ロングパルスYAGレーザー

上記の治療法よりも弱めのレーザーを照射し、真皮を温めることで皮膚の新陳代謝を促す治療法です。

ピーリングや除毛にも用いられることが多く、ニキビ跡の赤みがかった色素沈着を消す効果に期待できます。

即効性はないものの、他のレーザー治療法に比べると痛みが少なく、皮膚への負担が少ない治療法とされています。

治療費や注意点は?

費用は数万~数十万円と、クリニックによって大きく開きがあります。

治療のペースについては月1~2回程度で、治療回数は4~10数回が平均的といえるでしょう。

施術を受けるクリニックや症状、治療部位、体質などによって費用や治療回数・期間が大きく異なるので、事前によく調べてみてくださいね。

またレーザー治療は微小ではあるものの皮膚に傷を付けるため、施術後に痛みや腫れが出る場合があります。

また炎症を起こしているニキビ、赤ニキビなどの場合は、レーザーの照射によって炎症を悪化させる恐れもあるので、炎症が収まってから受けることをオススメします。

まとめ

レーザー治療によるニキビケアは、ある程度の効果は期待できるといえますが、一番のネックは費用が高いことでしょう。

ニキビができる度に通い続けるとなると、相当なお金が必要となります。

そのためレーザー治療は、中々治らない頑固なニキビの最終的な治療法として活用し、普段からのニキビケアはスキンケアを使ってのお手入れがオススメです。

またニキビ専用のスキンケアを使うことで、その効果は更に上昇できます。

ニキビケアに評価の高いスキンケアを紹介するので、今すぐニキビケアを開始してみましょう。