バナナを取り入れたダイエットや健康法はたくさん紹介されていますが、実はニキビにも良いといわれています。

今回はバナナがニキビに良いとされる理由や、効果的な食べ方を紹介していきます。

バナナがニキビ効果的な理由

バナナには「ビタミン」「食物繊維」などの豊富な栄養素が含まれています。

また消化や栄養分の吸収を助けてくれる酵素も豊富で、こうした栄養素がニキビの予防に良いとされる理由でしょう。

酵素

酵素には、消化を助けたり代謝を高める作用があります。

酵素の作用が肌の新陳代謝(ターンオーバー)を高め、ニキビを早期に改善するサポートや、ニキビ跡が薄くなる効果に期待できます。

食物繊維、オリゴ糖

便秘が続くと、排出されるべき老廃物が体内にとどまり毒素も蓄積、この毒素が身体中の血液にめぐることで栄養が行き届かなくなり、ニキビとなってしまいます。

バナナには腸内環境を整えてくれる食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれ、便秘解消にも効果的。

お通じが良くなることで、便秘が原因のニキビや肌荒れは改善されるといえます。

アミノ酸

角質細胞内には、天然保湿因子(NMF)という成分が含まれています。

NMFには保湿機能や、外部の刺激から肌を守るバリア機能が備わっており、その約40%がアミノ酸でできています。

肌は乾燥すると古い角質が毛穴に詰まり、ニキビができやすくなりますが、アミノ酸が豊富なバナナを摂ることで肌の潤いを守り、毛穴詰まりの予防にも。

またアミノ酸を積極的に摂取することでNMFの生成は促進、肌のバリア機能が向上し、アクネ菌の抑制や、炎症ニキビの予防効果も期待されます。

ビタミン

バナナにはビタミンB群やビタミンCなど、さまざまなビタミンが含まれています。

そしてビタミンB2には皮脂の分泌を適度に保つ働きが、ビタミンCにはターンオーバーを助ける働きがあります。

このことから皮脂の過剰分泌や乾燥によるニキビを予防、ニキビやニキビ跡の改善に効果的といえるでしょう。

バナナの適切な食べ方は?

バナナにはニキビの予防や、改善に役立つ栄養素がたくさん含まれています。

しかしどういったタイミングで、どの程度食べるのが効果的なのでしょうか?

1日2本がベスト

朝食前と夕食後に1本ずつ、1日2本ぐらい食べるのが良いでしょう。

朝起きてすぐに食べると栄養分が吸収されやすく、また脳のエネルギー源となるブドウ糖も含まれることから、脳の活性化も期待できます。

そして夕食後に食べることで寝ている間に腸を整えたり、肌のターンオーバーを促したりするのに役立つと考えられます。

食べ過ぎには注意

しかし食べ過ぎたり、バナナばかりで他のものを摂らないと栄養が偏り、かえってニキビを悪化させてしまう恐れがあります。

バナナ意外の食事もバランスの良いメニューで、健康的な食生活を心がけましょう。

まとめ

バナナには、ニキビの改善や予防に効果的な栄養素がたっぷり含まれた、万能フルーツということがわかりました。

だからといってバナナだけ食べていればニキビが治ったり、できなくなるわけではありません。

あくまでニキビ改善や予防のサポートとして摂取し、スキンケアによるお手入れをしっかり行うことが大切です。

またニキビ専用のスキンケアを使うことで、より早期に改善させることができるでしょう。

バナナとスキンケアのダブルアタックでニキビを徹底的に治して、キレイなお肌を手に入れてくださいね。