フェイスラインで最も目立つニキビ、それがおでこにできたニキビではないでしょうか。

おでこにニキビができると、メイクはもちろん、ヘアスタイルなども困ってしまい、おでこニキビだけで、楽しいはずの毎日がトーンダウンしてしまいます。

おでこは、髪の毛や服、帽子などの摩擦で、肌がダメージを受けやすい場所でもあり、ニキビが比較的できやすいため、おでこニキビで悩んでいる人は数多くいます。

おでこニキビはまた、フェイスラインの中でもTゾーンという、皮脂が多く分泌され、あぶらっぽくなりがちな部分であるために起きてしまう肌トラブルということも言えるでしょう。

おでこのニキビは、こういった、髪の毛や服、帽子などの外部刺激と、皮脂が多く分泌されるという部分であるということが重なり、ニキビができやすく、さらにできてしまったニキビが治りにくいという特徴があります。

おでこニキビができないようにするためにすること

まず、おでこニキビだできにくい肌を作るために、外部から受ける刺激を最小限にする必要があります。

髪の毛をアップにして、つねに髪の毛がおでこの肌に触れている状態を解消したり、服を脱いだり来たりする時にもおでこの皮膚を刺激しないように着脱するということも気をつけてみましょう。

前髪の生え際は注意!シャンプーや洗顔料のすすぎ残しかも?

おでこの中でも、生え際にできるニキビは、シャンプーや洗顔料のすすぎ残しが、考えられます。

特に、朝の時間に追われている時は、十分なすすぎを怠ってしまいがちですね。

界面活性剤などの刺激あるタイプであれば、尚更、肌を刺激して、ニキビができやすい環境になるでしょう。

おでこの生え際ニキビが頻繁にできる人は、朝の洗顔すすぎの時間を十分とる事が大切です。

少し早起きしてでも、生え際を十分注意しながら、洗い残しのないようにすすぎましょう。

また、朝シャン派であれば、ゆっくりバスタイムのとれる夜シャン派にシフトするなどの工夫が大切です。

ヘアスタイルにも気をつけて!

最近は、パッツン前髪なるヘアスタイルが人気ですね。

とても可愛らしくて、若者中心に人気ではありますが、ずっと前髪をおでこにおろすヘアスタイルのため、髪についた雑菌が肌と密着するリスクも高く、髪による刺激で皮脂を過剰に分泌させてしまう事もあるでしょう。

おでこニキビのできやすい人ほど、この流行ヘアスタイルはお休みして、オシャレなピンで前髪をまとめてあげましょう!

整髪料もおでこのニキビリスクを高める!

ワックス、ムースなど、ヘアスタイルをきめるときに、便利な整髪料も、界面活性剤がしっかり配合されています。

そのため、素敵なヘアスタイルが仕上がるのですが、それだけ肌にも強い成分が含まれているのです。

整髪料で前髪をあげるのではなく、ピンやゴムなどであげると、おでこに負担がかからないでしょう。

額の汗はすぐに拭き取る

額は汗腺も多く集中しているため、汗もかきやすい部位でもあります。

汗をかいたら、こまめに拭き取ることをオススメします。

そのときに、軽い力で押さえるように拭き取ると、おでこに摩擦をかけずに、拭き取れるでしょう。

最近はドラッグストアなどで汗拭きシートなるものが販売されています。

ですが、あぶらとりがみと同じように、拭き取ることで摩擦が生じたり、必要最低限の皮脂までを奪い去ってしまうため、おでこニキビが出やすいひとは、柔らかいティッシュや、ガーゼ系のハンカチがオススメです。

ついつい手づかみで食べてしまうスナック菓子

皮脂分泌を抑えるために、食生活やストレス、睡眠時間の確保など、日ごろの生活を見直してみるというのも良い方法だといえます。

おでこニキビは、油っこい食事を控えるなどの食生活の見直しが大切ですが、食事内容だけでなく、食べ方の見直しも大切です。

ついつい間食に食べてしまうポテトチップスなどのスナック菓子も、油や塩を使って味付けされています。

これらを手づかみで食べた後に、おでこや、そのほかのパーツを触ったりしている事もあるでしょう。

手づかみ食べの後はすぐに手を洗い、知らず知らずのうちに触ってしまう顔に刺激を与えないようにしたいものです。

質の良い睡眠を心がける

良質な睡眠は、肌に良いホルモンを作る最高の時間帯です。残業や交代勤務などの仕事に就いている人は、なかなか、まとまった睡眠がとりづらいのは致し方のない事です。

午後10時〜午前2時にはしっかり眠れている事が理想とされていますが、できない場合は、眠れるときにしっかり熟睡しておきたいものです。

眠れる時間帯が日中であれば、しっかりカーテンを閉めて、外部雑音や光を入れないような工夫も大事です。

また、こうした光遮断は、ニキビ跡の原因となる紫外線をも防御してくれます。

昼間に睡眠をとるパターンの方は、ねむっている間には、窓ガラスを通して紫外線が透過している事を忘れないようにしましょう。

運動以外でもストレス解消

ストレスがホルモンバランスを崩して、おでこニキビの原因になる事も多いです。

周りは、ストレス解消に運動や趣味をすすめることが殆どです。

ですが、忙しくて運動や趣味にまで至らないからストレスがたまりやすい人だっているわけです。

こうした人は、録画したコメディ番組を見て心から笑ったり、アロマを焚いて精神を落ちつかせたりする事でストレスを緩和させましょう。

また音楽を聞きながら眠りにつくのも良いですね。

外部刺激と体の内側からの働きかけで、おでこニキビをつくる要因を少しでも減らすだけでも、ニキビ改善への大きな一歩を踏み出したことになるでしょう。

おでこニキビには、ニキビケア専用の使用をおススメします

おでこニキビは、どんなに気をつけていても、いつの間にかできてしまうものです。

特に女性は、生理や排卵の周期によって、ホルモンバランスが変化し、少しのストレスや環境の変化でもそのバランスを崩しがちになります。

ホルモンバランスの乱れは、健康な肌の大敵ですから、その結果としてニキビができてしまうという場合もあります。

おでこニキビを予防するために、またできてしまったおでこニキビを深刻な状態になる前に治すために、生活や食べ物などを改善し、外部刺激に気をつける、それと同時にしておいきたい大切な事は、ニキビケア専用のスキンケアを使うということです。

ニキビケア商品には、肌を健やかにする成分だけでなく、ニキビを作るアクネ菌に作用する効果、さらにニキビができにくい肌にするための保湿成分など、スキンケアをトータルでできるよう工夫された配合がされています。

ふだんからスキンケアでニキビに対応するようにしていれば、ニキビができにくくなるとともに、ニキビができてしまっても、すぐに治すような強い肌を作りだすことができるのです。

おでこニキビに悩んでいたら、スキンケアはニキビ専用のスキンケアにチェンジしてみましょう。

今まで悩んでいたニキビが、どんどん改善して、健やかな自活肌を手に入れる事ができるでしょう。

それでもおでこニキビを隠したい時のメイク

おでこニキビに には、前髪をアップにしたり、ニキビ用化粧品にシフトするなどの努力が必要です。

ですが、社会人ともなれば、こうしたおでこニキビができていてもメイクをしなければならないシーンはたくさんあります。

そんな時は、肌に負担をかけないミネラルファンデーションがオススメです。

無機質な処方で、通常の油分が多いファンデーションと比較すると、確実に肌への負担が少なく、肌に優しい処方です。

また、摩擦を発生させてしまうクレンジングをしなくても洗顔だけで落とせてしまうというメリットがあります。

まとめ

おでこのニキビは、ヘアスタイルやスキンケア、食生活まで変えなくてはならないくらいに、できてしまうと面倒なパーツです。

ですが、実践すれば、少しずつおでこニキビができにくい肌になるでしょう。

「美肌は1日にしてならず!」と言っても過言ではありません。

内側、外側としっかりケアして、どんな前髪アレンジでもできるようにしたいですね。